日本の食卓で主食となるお米。
食事の基本とも言えますが、
その基本に相応しい栄養を蓄えています。
そんなお米の、
ご飯100gに含まれる栄養価をご紹介します。
エネルギー | 184kcal | 体や体の組織を動かします。 |
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糖質 | 31,7g | 脳、神経系に対するエネルギー源になる。血糖が異状に低くなると脳はエネルギー欠乏となり、意識を失うことがあります。 |
タンパク質 | 2,6g | 筋肉や内臓の構成成分となり病気に対する抵抗力となる。不足すると生命を維持するはたらきがスムーズにおこなわれなくなり、脳は記憶力、思考力が減退すると言われています。 |
脂質 | 0,5g | 血液の成分となり、脂溶性ビタミンの吸収を助け、不足すると血管や細胞膜が弱くなり、肌荒れの原因になると言われています。 |
ビタミンB1 | 0,03mg | 運動後の筋肉疲労を軽くする働きがあります。糖質が分解され、エネルギーに変わる時に不可欠です。筋肉に溜まっていく疲労物質、乳酸の駆除にも力を発揮しすると言われています。 |
ビタミンB2 | 0,01mg | 体内で細胞の再生やエネルギーの代謝を促します。不足すると脂質が上手に分解されないため、肥満を招くと言われています。 |
ビタミンE | 0,2mg | 老化の原因と考えられる過酸化脂質がつくられるのを妨げる働きがあります。不足するとシミ、冷え性、肩こり、頭痛などの症状がでると言われています。 |
カルシウム | 2mg | 骨や歯を丈夫にします。 |
鉄 | 0,1mg | 血液のもと。不足すると貧血、めまい、食欲不振、疲れやすいなどの症状がでます。 |
食物繊維 | 0,4mg | 便を促します。腸内の善玉菌を増やし整腸作用をします。コレステロールなどを体外へ排出し、動脈硬化の予防、血糖の上昇を抑えるなどの効果が言われています。 |
なお、白米ではなく玄米や分づき米であればより豊富に栄養が摂取可能です。