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米ぬかについて

お米を精米する際に生まれる米ぬか(米糠)。
この米ぬかには多様な利用法や豊富な栄養素があります。
このページでは米ぬかについての色々な情報をご紹介します。

米ぬかって、そもそもなに?

米ぬかは、玄米を白米に精米する過程で生まれる皮と胚芽の部分を指します。

玄米に対する米糠の割合は約10%。しかし、この10%には玄米全体に含れるミネラル分の実に75%が含まれます。

玄米と米ぬか

疲れに効くビタミンB1

摂取したご飯などの糖質は、酵素の働きで分解され、エネルギーに変わります。

ビタミンB1はこの酵素が働くときに必要な補酵素で、糖質の代謝に不可欠です。ビタミンB1が不足すると、糖質をエネルギーに変えることができず、乳酸などの疲労物質がたまり、疲れやすくなります。

糖質の摂取が多い日本人には、不足しやすい栄養素なので、意図的にとることをお勧めします。

若さを保つビタミンE

ビタミンEは過酸化資質の生成を抑えて酸化を防ぎ、老化やがんなどの予防に働くと考えられています。

また、動脈硬化は血液中のLDL(いわゆる悪玉)コレステロールの酸化で促進されますが、ビタミンEはこれも抑えます。さらに、女性ホルモンのバランスを調整し、更年期障害、月経痛などの症状を改善する働きもあると言われています。

食物繊維で便秘解消

食物繊維は消化吸収されにくく、そのままの形で大腸に進み、腸壁を刺激してぜん動運動を活性化させてくれます。

さらに、水分を保持して便を柔らかくし、スムーズな排便を助かる働きがあります。これらの作用は腸内環境を改善して便秘や腸の病気予防に役立ちます。

また、コレステロールの吸収も妨げ、体内に排出しやすくするので、糖尿病や脂質異常症の予防・改善に役立ちます。

  白米 玄米
脂質 0.9g 2.7g
カリウム 88mg 230mg
カルシウム 5mg 9mg
マグネシウム 23mg 110mg
0.8mg 2.05mg
マンガン 0.80mg 2.05mg
ビタミンE 0.1mg 1.3mg
ビタミンB1 0.08mg 0.41mgg
ビタミンB2 0.02mg 0.04mg
ナイアシン 1.2mg 6.3mg
食物繊維 0.5g 3.0g

白米と玄米の栄養価の違い(可食部100gあたり)

こめ油について

こめ油をご存知でしょうか?
米糠から作られる油のことをさしますが、
もっと詳しくご紹介します。

こめ油って?

こめ油とは米ぬかから得られる油です。こめ油には抗酸化作用のある「γ-オリザノール」という成分が含まれています。こめ油が酸化しにくいのは、この抗酸化成分の働きによるものです。また、トコトリエノールと呼ばれるビタミンEの仲間も注目されており、従来のビタミンE(α-トコフェロール)の数十倍の抗酸化力をもつと言われており、血中の悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化を抑える効果なども報告されています。

こめ油は何に使われているの?

意外と身近に、このこめ油を使って作った食品がたくさんあります。加熱に強く酸化しにくい特長を利用して、ポテトチップスやかりんとう、揚げせんべいなど、揚げ菓子に使われているほか近年ではマヨネーズ、ドレッシング、ソフトマーガリン、油漬け缶詰などにもこめ油が使われるようになりました。

こめ油の使い方は?

揚げ物、炒め物、ドレッシングにして使うと素材の美味しさが倍増します。天ぷらはサクッと仕上がり、油っぽくならないので、胃にもたれづらく、冷めてもおいしくたべられます。ごはんを炊くときに、米2カップに対して、小さじ1/2杯(2g)程度入れると米本来のこしと、しっとりしたうま味が生まれます。古くなった米などに使うのもおすすめです。

ご飯を炊くときにこめ油を使う
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