米ぬかはぬか漬けに使われるだけではありません。
他にも料理に活かす方法はいろいろとあります。
そんな米ぬかを使ったレシピをご紹介します。
いりぬかとは、米ぬかを煎ったものです。
米ぬかは、からいりすることで香ばしさや甘さが生まれます。水分を完全に飛ばすと劣化を防ぐこともできます。料理に使うときには、ふりかけたり、揚げ衣として使うと、香ばしさと甘みが加わります。
いりぬかの作り方は右の通りです。
揚げ衣として使う | ひき肉料理に混ぜる | 竹の子のアク抜き |
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小麦粉の代わりに、三枚おろしにした魚や薄切りの肉、小さめのコロッケなどにまぶす。 ※生ぬかを使うのがおすすめ。 |
ミートローフ、ハンバーグ、ギョーザなど、ひき肉料理に混ぜて使うとさっぱり軽く仕上がり、甘味とうま味が増す。 ※全体の1/10量くらいからお好みで加える。 ※いりぬかを使うのがおすすめ。 |
竹の子をゆでるときにかぶるぐらいの水、赤とうがらし1本、米ぬか2つかみ(約1カップ)を入れて落としぶたをして煮ると、アク抜きができる。 ※生ぬかを使うのがおすすめ。 |
グラタンにふる | ケーキやクレープに |
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パン粉の代わりにふりかけたり、ホワイトソースにも加えれば、さっぱりとした味わいのグラタンに。 ※生ぬかを使用してもよい。 |
パウンドケーキ、パンケーキ、クレープなどにも小麦粉に少し混ぜて使うと香ばしい仕上がりになる。 ※いりぬかを使うのがおすすめ。 |
さつま芋あんのいりぬかどら焼き | いりぬかクッキー ごま風味 |
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材料(4個分) | 材料(4個分) |
皮【a[薄力粉・・・80g いりぬか・・・20g 重曹・・・小さじ1/2 ] 卵・・・2個 きび砂糖・・・50g はちみつ・・・大さじ1/2 しょうゆ・・・小さじ1/2】 サラダ油・・・小さじ1/3 さつま芋あん【さつま芋・・・小一本(220g) サワークリーム・・・30g きび砂糖・・・30g(芋の大きさにより加減) はちみつ・・・大さじ1 レモン果汁・・・小さじ1 レモンの皮(すりおろす)・・・1/4個分】 |
a[薄力粉麦粉・・・100g いりぬか・・・20g ベーキングパウダー・・・小さじ1/2] b[塩・・・小さじ1/3〜1/2 いり黒ごま・・・30g] バター(とかす)・・・20g サラダ油・・・大さじ2 |
1 aは合わせてふるう | 1 aは合わせてふるう |
2 卵はときほぐし、きび砂糖、はちみつ、しょうゆを加えてよく混ぜる。1を少しずつ加えては泡立て器で滑らかになるまでよく混ぜ、しばらくおく。 | 2 1にbを加えて混ぜる。サラダ油とバターを少しずつ加えては混ぜ、ひとまとめにして丸める。 |
3 さつま芋は約1cmの厚さの輪切りにして水にさらし、さっと洗う。 | 3 オーブンシートにのせて綿棒で8mm厚さにのばし、四角く形を整える。天板に移してへらなどで長方形に切り分け、少しずつずらして間隔をあけて並べる。 |
4 さつま芋と水を鍋に入れて柔らかくなるまでゆで、ざるにあける。皮をむいて、ボールに入れ、熱いうちにきび砂糖とはちみつを加えてとかし、レモン果汁、サワークリームを加えてなめらかに練り、レモンの皮を加えて混ぜる。 | 4 あらかじめ180度に温めておいたオーブンで約25分焼く。 |
5 フッ素樹脂加工のフライパンに油を入れ、弱めの中火にかけて全体に油がまわるように紙などでさっとふきとり、2を玉じゃくしに軽く1杯とり、高い位置から少しずつ中央に落として焼く。表面がかわいてきたら裏返して両面焼く。 | 5 天板ごと取り出し、そのままさます(くずれやすいのでかならずさましてから取り扱う)。bの代わりに、パルメザンチーズ(粉)30gと、パプリカ(粉)小さじ1/2、一味とうがらし適量を混ぜて焼くとまた違った味わいになる。 |
6 2枚目から油を引かず、5と同様にして皮を計8枚焼く。 | |
7 6に4のあんをはさみ、周囲を指でおさえる。 |